三学院梵字馬頭観音塔(左)
鐘楼・三重塔
金亀山の扁額が掛る山門から本堂を望む
三学院本堂
仏足石
目疾(めやみ)地蔵説明
子育地蔵説明
この地蔵尊は、万治元年(1658)に念仏講を結んだ13人の人々が、「この世」 と 「あの世」 の安楽を願って造立したものです。基礎の上に一石から蓮台と地蔵菩薩立像と舟形光背を彫り上げており、高さが1.9mある大きな地蔵尊です。
一般に寛文年間(1661-73)を遡る近世石造物は少なく、一部欠けているところはありますが、古い様式を今に伝える貴重なものです。
この地蔵尊は、「目疾地蔵」 と呼ばれており、目に味噌を塗ると目の病気が治る、あるいは目の病気に罹らないと言われており、現在でも信仰の対象となっています。
もとは三学院境内の墓地入口にありましたが、最近になって現在地に移されました。
(蕨市教育委員会)
この地蔵尊は、江戸時代初期の元禄7年(1694)に、三学院の法印秀鎧が中心となり、多くの人々の協力を得て造立された石造物です。丸彫りの立造物で、高さは約2.4mあり、江戸浅草橋(東京都台東区)の紀国屋平兵衛により造られた蕨市最大の地蔵尊です。人々に
「子育地蔵」 と呼ばれ親しまれており、火伏(火災防止)・開運・子育ての霊仏として、今なお人々の信仰を集めています。
昔は、中山道に面した三学院の参道入口に立っていましたが、何回か移転したのち現在地に移されました。
以前は、毎月4の付く日に縁日が開かれ賑わっていましたが、今は8月24日に 「地蔵の縁日」 が開かれており、多くの人々に親しまれています。
(蕨市教育委員会)
子育て地蔵(中央) 六地蔵(左奥)
目疾(めやみ)地蔵(左手前)
元禄14年(1701)の常夜燈