大間天井絵
寛政3年(1791)筆。間口538糎(㎝)、奥行445糎の天井板に墨画された龍の絵。構図は雄大で大胆。筆勢は力強く躍動感がある。
向拝天井絵(天女)
寛政元年(1789)筆。間口442糎、奥行252糎の天井板に岩絵具、胡粉、金泥で彩色した天女絵である。ふくよかな肢体、しなやかな衣裳であるが筆勢は力強い。
涅槃画像
文化2年(1805)筆。横198糎、縦218糎の超大作。絵本に日本画絵具で彩色、81歳の作品であるが、動物、人物の描画はゆたか繊細である。
作品にはいずれも狩野探雲の署名、印、製作年月日が記されている。探雲は甘楽郡野上村(現富岡市)の出身、文化9年(1812)88歳没。狩野派主流の探林に学び江戸幕府画所に仕え、江戸城西ノ丸の画作に従う。のち七日市藩の御用絵師として勤仕、絵師の最高位である法眼を与えられ「上野探雲」とも呼ばれた。
(高崎市教育委員会)」
長松寺裏の得利稲荷神社
天井絵と涅槃画像説明
本堂脇の地蔵菩薩
無縁供養塔と三界萬霊塔
一石六地蔵尊
本堂のガラス扉に境内が写っている
長松寺本堂
長松禅寺の扁額と向拝の天女絵
山門