温井川の中の島に祭られた弁財天は治水の都合で昭和48年に現状となったが、七福神中の女神であり音楽弁舌福徳財宝を司る神として信仰を集めている。
 社は天明3年(1783)5月に建立された石の祠で、本年は祭祀200年に当たるので、参道改修大鳥居を地区有志により奉納した。
 例祭は毎年春己の日に行う。
 境内には芭蕉の句碑があり、この島には清冽な清水が湧き出ていて、旅人の喉を潤したとの句である。
 昭和58年3月6日己の日

弁天橋

弁財天由来

文字庚申塔

道祖神

芭蕉句碑

「むすぶより はや歯にひびく 泉かな」