神流川橋親橋の見通燈籠説明

中山道道標

神流川下流域

新町宿0.4㎞→

 上武二州の国境を流れる神流川は、往古より
荒れ、川で出水毎に川瀬道筋を変えて旅人や伝馬、人足の悩みの種であった。
 文化12年(1815)本庄宿の戸谷半兵衛が、川の両岸に灯籠を建立し、夜になると火を燈し夜道を往来する旅人の標準とした。
 この常夜燈のモチーフとなった武州側の常夜燈は、見通灯籠とも呼ばれ大光寺に移築されている。