当子安神社は、神功皇后・応神天皇の御二柱を奉祀し、1800年の昔より安産守護の神として遠近崇敬篤く、殊に大垣領主戸田家のご帰依浅からず。
 社殿の寄進を始め、その他の供物等絶えず、代々ご領主奥方ご妊娠の折りには、境内の竹を用いて産刀を作り、安産を祈り給ふに霊験顕著なり。
 時の3代将軍徳川家光公もこの由を聞し召され、戸田家に命じ代々ご産刀を献ぜしめらる。
 故に大正14年11月以来、皇室御慶事の都度、前後8回に亘り奉献す。
 また昭和35年皇太子妃美智子殿下御懐妊に際し、ご安産を祈願し、当社のお守りご産刀を奉献する。
 近くは皇太子妃雅子殿下御懐妊に際し、平成13年9月26日御安産を祈願し、当社のご産刀を奉献し、目出度くご安産遊ばさる。
 氏子は申すに及ばず崇敬する者遠近を問わず皆当社に参詣して安産を祈り、霊験の顕著なるに感涙。また境内に神功皇后の鞍掛石(跨ぎ石)あり、子無き者これを跨ぎ祈願すれば授子の霊験ありと言ふ。

跨ぎ石

吽形の狛犬

阿形の狛犬

子宝神社拝殿

子安神社由緒

手水石

緑の神馬

子宝神社拝殿