近世江戸時代、五街道の一つである中山道は、江戸から京都へ131里の道程に69次の宿場があり、美濃赤坂宿は57番目に当たる。
 大名行列や多くの旅人が往来し、また荷物の輸送で交通は盛んであった。
 町の中心にあるこの四ツ辻は、北に向う谷汲巡礼街道と、南は伊勢に通ずる養老街道の起点である。
 東西に連なる街筋には、本陣・脇本陣をはじめ、旅籠17軒と商家が軒を並べて繁盛していた。
 (史蹟赤坂宿環境委員会ほか)

赤坂宿説明

道標のある四辻一角

赤坂宿モニュメント

左禅藏寺道

天和二癸亥十月十八日

谷汲山観音道

左たにくみ道

右側面に 「為先祖代々菩提」